2009年06月09日

●しつこい皮膚炎(ニキビダニ)

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Luckyと散歩をしていると、ニキビダニが原因だと思われる皮膚炎の犬を見ました。

飼主さんには直ぐに獣医の受診をおすすめしました。

皮膚炎を起こす原因のひとつとして、外部寄生虫があげられます。

ノミやダニ、シラミなどが代表的ですが、その中でも、毛穴の中に住むしつこいダニが毛包虫=ニキビダニで、通称『アカラス』と呼ばれています。

ニキビダニは、体長約0.2mm位で細長く足の短いダニで、毛穴の奥の毛包内に寄生します。

健康な犬にも少数は存在し、通常は特に症状も表さないのですが、何らかの原因で寄生する虫の数が異常増殖すると発症に至ります。

発症すると、毛根がダメージを受けるため、脱毛が見られます。

最初は小さな脱毛だからと放置してしまうと、少しずつ脱毛の範囲が広がっていきます。

また、それを掻きむしることで細菌の二次感染が起こり、赤黒く腫れたり、かさぶたが出来たり、ひどくなると全身の皮膚がズルムケ状態になることさえあります。

発症には、遺伝や免疫、年齢、健康状態、ストレスなどが関与していると考えられ、1歳未満での発症が比較的多いとされています。

仔犬の場合、発症しても症状が軽く、成長するにつれ治癒することも多いようです。

しかし、成犬や老齢犬の場合、体力や免疫力の低下とともに、様々な基礎疾患を患っていることが多く、ちょっとしたきっかけで発症に至り、治療を行ってもなかなか治らないケースが多く、非常に厄介とされています。

治療は、内服や注射のほかに、定期的な薬浴が効果的ですが、症状が軽い場合でも最低1ヶ月以上、慢性化していたり再発のケースだと、半年、一年といった長期にわたることもあります。

予防としては、皮膚を清潔に保ち、健康維持、免疫力が低下しないよう普段から健康管理に注意しておくことが大切です。

その上で、万が一顔面や四肢などに脱毛などの症状を発見したら、小さなものでもすぐに動物病院で検査をしてもらうようにしましょう。

皮膚病は、時に愛犬の性格まで影響を及ぼすことがあります。

日頃から愛犬に気を配って、お互い快適に暮らしていけたらいいですね。

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2009年06月08日

●愛犬の糖尿病基礎知識

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最近、ご相談の中でインスリン注射が毎日必要な子がいました。

そうです。糖尿病の愛犬です。

糖尿病というと、人の生活習慣病として誰もが聞いたことがある病気だと思います。

人では実に成人の10人に1人がかかっているとも言われています。

ところが、実は最近、肥満の増加とともに糖尿病にかかる犬が増えているそうです。

もちろん体質や遺伝的な要素もありますが、やはりそこでも問題になってくるのが、生活習慣です。

犬にとってもおんなじ、生活習慣病なのですね。

【犬に急増中!糖尿病】
糖尿病は、膵臓から分泌されるインスリンの作用不足によって起きる全身性の代謝性疾患です。

食後、消化吸収されて血中に入ったブドウ糖は、通常、インスリンの助けによって細胞に取り込まれ、エネルギーとして利用されます。

ところが、このインスリンの作用が低下すると、血糖値の高い状態(高血糖)が続き、代謝異常を引き起こします。

代謝異常は糖の代謝だけでなく、タンパク質や脂質の代謝も障害をきたし、尿中にも糖が検出され、全身の主要な臓器に様々な症状をひきおこします。

インスリンは、生体で血糖値を下げる作用を持つ唯一のホルモンなのです。

●糖尿病の3大発生要因

年齢:犬・猫とも発症のピークは7〜10歳とされています。

肥満:体重過剰は要注意です。

特に肥満した猫では、インスリン非依存性糖尿病の発生危険率が4倍になるという報告もあります。

遺伝的要素:特に犬では犬種により糖尿病になりやすい傾向があると言われています。

プードル、ダックスフンド、シュナウザー、サモエド、パグ など

また、オスよりメスの方が糖尿病になる確率は2倍高いと言われています。

●症状
一般に認められる症状としては、元気がない・水をたくさん飲む・尿をする回数や量が多い・体重の減少などが代表的です。

このとき犬はたくさん食べているにもかかわらず体重の減少がみられるのが特徴です。

病気が進行すると、食欲不振・嘔吐・脱水がみられ、重篤な例では糖尿病性昏睡に陥り死亡してしまうこともあります。

また糖尿病においてもっとも恐ろしいのは、全身性に広がる合併症が様々な形でおきることです。

犬では、白内障・糖尿病性網膜症・糸球体硬化症などが引き起こされやすいと報告されています。

●治療
犬の糖尿病治療は、人と同様に食餌療法、および経口血糖降下剤やインスリン投与による薬物療法が中心となります。

そしてこれらの治療は、ほとんどの場合、飼主が自宅で行うこととなるため、病気を理解して病気の管理と獣医とのコミュニケーションをより深めることが必要不可欠となります。

●予防
まず、肥満させないようにしましょう。

もし今かなり理想体重をオーバーしているなら、ぜひ元気な今のうちに少し頑張ってダイエットしてあげてください。

飼主が食事をしっかり管理できれば、愛犬の体重のコントロールができるはずです。

なかなか思うように減らない場合は、獣医に相談すると良いでしょう。

その他、バランスの取れた食事、規則正しい生活、適度な運動を心がけることで、糖尿病の予防ができます。

犬の生活習慣病として増加してきた糖尿病。

なんだか人間と同じように思えますが、大きく異なることは、生活習慣や食事管理、体重コントロールは全て飼主次第だということです。

犬はお腹が空いたからといって自分で冷蔵庫を開けて食べ物と食べることはできません。

全て飼主であるあなたの手に委ねられているのです。

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2009年05月22日

●犬の肝・胆道系疾患?!

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アニコム損害保険株式会社は、肝臓週間に合わせて、犬の肝・胆道系疾患発症割合に関するデータの集計を実施し、結果を発表しました。

集計の結果、犬種別肝・胆道系疾患発症割合平均は2.4%で、肝・胆道系疾患発症割合が最も高かった犬種はマルチーズ(4.9%)。次いでミニチュアシュナウザー(3.8%)、ヨークシャー・テリア(3.6%)と続き、大型犬よりも小型犬の発症割合が高い結果でした。

年齢別肝・胆道系疾患発症割合では、0歳(1.0%)から年齢を重ねるにつれて発症割合が増え、特に4、5歳以降の増加が顕著。性別による大きな差はないものの、7歳まではオスの発症割合が僅かに多く、8歳になるとメスの発症割合がオスの発症割合を上回る結果であった。

[ 犬種別肝・胆道系疾患発症割合 ]
1. マルチーズ (4.9%)
2. ミニチュア・シュナウザー (3.8%)
3. ヨークシャー・テリア (3.6%)

先天的な奇形や体質、ウイルスや細菌による感染、有害物質の摂取や偏った食事など様々な原因で発症します。

肝臓は、外見からは異常に気付きにくいのが特徴です。

血液検査やレントゲン検査、エコー検査などの健康診断が早期発見に有効です。

食生活で愛犬を守ってあげましょう。

記事はこちら

 http://www.anicom-sompo.co.jp/company/news/news_090515.html

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2009年05月09日

●愛犬が膿皮症に原因は?

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4月初旬に犬幼稚園 Buddy Dogでシャンプーしたおともだち

5/6、飼主さんが股に発疹があるのを発見し病院へ

原因はシャンプー剤の濯ぎがちゃんとできていなかったから?と獣医
から説明されたとのこと。

園長はその動物病院へ電話で説明を求めました。

一般的な話なのか?今回の診たてなのか?

シャンプーをして約1ヶ月経過しているのにシャンプーが起因しているのか?

事実確認の結果

一般論を説明した。時間経過、症状からシャンプーが原因とは考えられない。

飼主に誤解を与えるような病院の説明は飼主に迷惑!!

園長は修羅のようだったかな?反省

犬の膿皮症は、ブドウ球菌などの細菌が増殖することによって生じる皮膚病です。

発生すると、皮膚に発疹(ブツブツ)ができる、膿が出る、といった症状がみられます。

強いかゆみのため、犬が舐めたり引っかいたりすることによって、脱毛がみられる場合もあります。

膿皮症は夏に発症しやすく、顔や腋、股や指の間などによく現れます。

犬の膿皮症の原因

膿皮症はブドウ球菌などの細菌が異常に増殖することによって発症します。

細菌の増殖は、不衛生な環境、擦り傷や噛み傷、老化、栄養不良、などにより、通常は皮膚が持っている細菌の増殖を抑える力が失われることによっておこります。

また、アレルギー性皮膚炎やアラカス症(ニキビダニ症)など、他の病気が引き金となって、二次的に発症することもあります。

また、皮膚に合わない成分のシャンプーの使用、過度のシャンプーなどが原因になることもあります。

犬の膿皮症の治療方法

膿皮症の治療は、原因である細菌に合わせた抗生物質の投与、薬用シャンプーによる洗浄が基本となります。

ほかの病気が引き金となっている場合、その治療が必要となります。

犬の膿皮症を予防するには?

環境を清潔にする、食事・栄養に気をつける、シャンプーの成分や回数に注意するなど、日頃から皮膚の健康に気をつけることが大切です。
  
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2009年05月06日

●犬ジステンパーの基礎知識

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【症状】 目やに、鼻水、発熱、下痢から痙攣(けいれん)、麻痺(まひ)まで

 家に来て日が浅く、ワクチン接種も済ませていない仔犬が、急に鼻水をたらしたり、目のまわりが目やにでショボショボしだしたり、熱っぽくなっていたら、「犬ジステンパーかも…」と考えて、念のため、動物病院でくわしく診察してもらったほうがいいでしょう。

 発症すれば狂犬病に次いで致死率が高いといわれる犬ジステンパーの恐ろしさは致死率九十%以上で、ワクチン未接種の仔犬や成犬の感染事例を耳にすることも少なくありません。

 犬ジステンパーウイルスに感染すると、通常、四〜七日前後の潜伏期間ののち、からだのリンパ組織に侵入したウイルスが積極的な活動を始め、リンパ球をやっつけていく。

 からだの免疫を担当するリンパ球が破壊されると細菌感染を受けやすくなり、目やにや鼻水、下痢、肺炎など、二次感染による諸症状を引きおこしていく(足の裏のパッドが硬くなる症状を示すこともあります)。

 同時にウイルスは犬の体細胞を使って増殖し、ウイルスを含んだ目やにや鼻水、唾液、ウンチなどを媒介して、感染が広がっていく。

 怖いのは、これからです。通常、感染後、四週間前後すれば、体内で増殖をくり返すウイルスが脳神経細胞や脊髄の神経細胞に侵入します。

 顔や手足の筋肉が小刻みに動く「チック」などの痙攣発作や、腰が抜けて、立ったり、歩いたりできなくなる。

 ついには、肺炎や神経症状がひどくなって死亡するのです。

【原因とメカニズム】感染・発症犬の目やに、鼻水、唾液、ウンチなどの飛沫・接触感染

 先にもふれたが、犬ジステンパーウイルスに感染しやすいのは、ワクチン未接種の仔犬たち。

 新たな飼い主宅に来るまでに、どこかでウイルス感染していることも少なくありません。

 また、自宅で飼いだしてから、必要な回数のワクチン接種を済ませないうちに戸外に連れ出し、ウイルス感染した犬と接触するか、ウイルス感染した犬の目やにや鼻水、唾液、 ウンチの付着した物や犬や人に接するかして、知らないうちに感染することもあります。

 あるいは成犬の場合、これまで何年も愛犬のワクチン接種を続けてきたのに、「どうせ病気にならないから」と、途中でワクチン接種をやめたあと、どこかで犬ジステンパーウイルスに感染するケースもあります。

 ついでにいえば、成犬で感染した場合、通常の初期症状がなく、突然、痙攣や麻痺などの神経症状が現れることが多い。

 狂犬病の予防ワクチンでも、国内飼育頭数一千万頭(推定)の犬たちのうち、ワクチン接種率は五十%以下といわれている。

 犬ジステンパーワクチンの正確な接種率は不明だが、狂犬病ワクチンより低いと思って間違いはない。

 さらにいえば、一般に、予防ワクチンの有効性は百%ではない。

 よく知られるように、ワクチン接種とは、弱毒化、無害化された安全なウイルスを犬たちに感染させ、同種のウイルス(抗原)をやっつける「抗体」をつくるためのものです。

 まれには、個体や犬種によって、ワクチン接種しても、ジステンパーウイルスに対する抗体価があまり上がらず、予防効果 の少ないケースもあります(最近の研究で、ゴールデンやラブラドールなどのレトリーバー種では、ワクチン接種後の抗体価が比較的低いという報告もあります)。

【治療】二次感染を抑え、免疫力を高めて、自然治癒を待つ

 残念な話だが、犬ジステンパーウイルスそのものを退治する有効な治療法はない。

【予防】ワクチン接種の徹底と抗体価チェック

 予防の基本は、仔犬期から老齢期までつねに適切なワクチン接種をおこなうことです。

 また、仔犬期のワクチン接種終了までの期間、万一のウイルス感染の可能性も考えて、むやみに連れ歩くことは控えたほうがいい。

 さらに、もし心配なら、年に一度ぐらい、かかりつけの動物病院で犬ジステンパーワクチンの抗体価を検査してもらえばいいでしょう。

 なお、犬ジステンパーウイルスは、実は、犬やキツネ、タヌキなど犬科動物だけでなく、フェレットやアライグマ、さらにはアシカ、アザラシ、イルカ、ライオン、トラ、ヒョウなど多くの野生動物に感染するウイルスで、愛犬の感染予防は、野生動物を守るためにも役立っている。

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